1.「婚活」の現在

今現在、「婚活(こんかつ)」という単語を聞いてピンとこない人はほとんどいないのではないでしょうか?

「婚活」とはその名の通り「結婚するための活動」である婚活ですが、その歴史は非常に浅く、一般的になってきたのはここ15年の事ではないでしょうか?

ではその前はというと「恋愛=結婚」と考えられていて、1970年代まで、20歳代半ばにはほとんどの人が何らかのカタチを経て結婚している時代がありました。実際の婚姻率と平均結婚年齢の推移を見ると一目瞭然です。

いろんな理由があっての結果かと思いますが、今現在、多くの方が「婚活」に向き合い始めているのは間違いない事実ではないでしょうか?

そんな婚活の一つのカタチとして、私達は「ふるさと婚活(さとこん)」を提唱し、推進していきたいと、今考えています。

2.“ふるさと婚活”とは?

ここ10年間の間に婚活の様々な形状が発現し、婚活者の選択肢は確かに増えました。が、その増えた選択肢の多くは婚活イベントにおけるコンセプトの違いがほとんどで、その背景として、①行政主導による婚活イベントの実施頻度上、②婚活を事業化する企業が増えたこと が挙げられると思います。

が、「イベントの盛り上がり=婚活の成功」となると、どうしても人口の多い都市部のほうがパートナーを見つけやすくなり、地方との格差が広がってきます。

一方で、出身地で就業する人口は年々減少し、気づけば故郷から遠き地に居住し、そのまま婚活をすすめると故郷に帰れないケースも多くなりました。

ここで一緒に考えて見ましょう。ライフスタイルは人それぞれかとは思いますが、

  • 1最終的には自分の故郷で余生を過したいと思う人は多いのではないでしょうか?
  • 2同じ故郷を持つ人と結婚する事で、自分たちだけでなくお互いの両親・親族にとって、よりあんしんを与える事が出来るのではないでしょうか?
  • 3故郷の大好きな環境で婚活をする事で、より“自分”が出せるのではないでしょうか?

私達は「自分の故郷で、同じ故郷をもつ相手と婚活をする=さとこん」を広げていきたいと思い、このサトコン協会を設立いたしました。

3.“婚活”と“ふるさと婚活”の違いは?

もちろん、生涯のパートナーを探すのは共通なのですが、イベントスタイル、会員制の運営手法などにおいては違いがあります。

WEBマッチングを主とする
一般的な婚活事業
運営母体 一般社団法人サトコン協会 企業が多い
目的 故郷に根付く結婚式を増やす事 営利目的が多い
利用費用 情報を得るだけなら無料
マッチングを希望するのであれば5~8万円程度の初期費用のみ
20万円前後が多い
マッチング対象 運営事業者から近い範囲に居住する(もしくは縁を持つ)を目安とする範囲内にいる会員 登録者(住居は人口比に比例する)
主なサービス ・婚活の基礎知識コラムの配信
・全国の婚活情報
・WEBでのマッチング(オリジナルシステム)
WEBマッチングが主であるため、他のサービスは乏しい

あくまで一般像を元にした比較ではありますが、活動の方向性が違う事はご理解いただけるのではないでしょうか?

余談にはなりますが、我々は一般社団法人という非営利目的の事業体ですので、今後は地域行政とのタイアップをどんどんしていきたいと思っております。

4.“ふるさと婚活”とはどんな活動をするの?

第2章で「自分の故郷で、同じ故郷をもつ相手と婚活をする=ふるさと婚活(さとこん)」であると申し上げました。では具体的に“ふるさと婚活”とはどんな事かと申しますと、

① まずはふるさとを「知る」

協会の提供するサイト上の情報や自己収集で「ふるさとの真価」を知っていくことでふるさとで婚活していく想いを高めていきます。

② ふるさとらしい出会いイベントに参加する

ふるさとの名所や名産品を活用したイベントに参加し、同じ価値観を持つ相手を探します。

③ ふるさとでの婚活を求める相手と交流を持つ

ふるさとへの想いを共有できる相手と、連絡を取り合ったり共通のイベントに参加したりして婚活を行ないます。

④ ふるさと婚活を応援してくれる地元企業の応援を受け、交際・結婚を目指す

自力でのふるさと婚活では限界がありますので、婚活を応援してくれる企業のチカラを借りて結婚に向かい突き進みます。

⑤ ふるさとで結婚し、生活を営んでいく

という一連の流れをもって“ふるさと婚活”といいます。

5.“ふるさと婚活”にかける「サトコン協会」の想いとは

*少しカタイ話になりますので、了承いただける方のみ読み進めてください。

ここまで読みすすめていただいた方は、私達が提唱・推進していこうとしている「さとこん」について、その内容をご理解いただけたのではないでしょうか?
では最後に、なぜ私達がこの「さとこん」を進めていきたいのかを少しだけ書かせていただきたいと思います。
「結婚」はあくまで状態を指す言葉であるわけなのですが、実際にイメージするのは「温かい家庭、社会とのつながり、仕事への意欲、かわいい子供、両親の安心・・・」といったポジティブなイメージが多く、多くの方にとって憧れの対象でありましたし、今現在もそうであろうと思います。

が、その反面ハードルは高く(職業・収入・家庭環境など)なっていく傾向にあり、一言でいえば「みんな結婚したいのに条件に会う人が見つからなくて出来ない」状態にあるのではないかと、私達は考えました。
実際に様々な統計を見ても、ご存知のように婚姻率が下がり続ける中、結婚できない理由は『出会いがない』と答える方が圧倒的多数なのです。・・・①
また、別の角度で考えると、「出会い」が多いのは圧倒的に都市部です。結婚適齢期の層が厚いのに比べ、交流ポイントも多く存在します。逆に地方は結婚適齢期の若者が県外就職してしまい、地元に残った若者も相手を見つけるのが大変です。・・・②
出会いイベントはたくさんありますが、上記で述べたとおり多様化する条件に目の前の異性が適合するかどうかは、交際してみないと切り出せない場合もあります。・・・③

① ②③を解決できる方法を探し続けた答えが「さとこん」なのです。
対①:まずはイベントとクラウドマッチングシステムを融合させ、「圧倒的に出会いやすい状況」を作る
対②:参加対象を「ふるさとに縁のある人、興味のある人」限定にする事で、どのエリアでも活気ある婚活事業を展開する
対③:マッチングシステムを使った相手条件の絞込みを使うことで、その相手が自分の条件に合う相手か(交際対象か)を事前確認する事ができ、結婚への道のりがスムーズになる

そしてその先にあるのは、結婚したい人が結婚し、家族を形成する事で社会の一員として活動し、そのふるさとがどんどん活性化されていく未来、なのです。私達は「日本を守る・変える」などという大それた理想を掲げるつもりはありません。ただ、私達の考える「ふるさと婚活(さとこん)」が大きく広がっていけば、きっと多くのふるさと、多くの人に喜んでいただけると確信しています。
さぁ、一緒に大好きなふるさとで婚活をしましょう!

一般社団法人 全日本サトコン協会
会長  矢口 匡彦